【アートワーク】アートデザインって本当に難しいです。今回もシステムデザインもアートワークも、全部オレのターン。ということで、気楽ではあるのですが、しかし作風のバリエーションにはどうしても限界があります。で、やりたかったことが100%表現しきれているかというと「自分の理想や目標には全然たどりつけていないなぁ」という思いは正直あります。自分の絵柄がこのゲームに相応しいのか、とか、そもそも提供できるレベル...
【テーマは意外と重要な要素であるが】対人による初回テスト時には、あえてテーマを排除したテストカードを使って遊んでみました。テーマに左右されないシステム検討も必要だろう、というのがその理由だったのですが、しかし、これが大失敗で、なんでそういうメカニクスになっているのか意味が判らんという声が続出。なんで、といわれてもそういうゲームだから、ってことなんですけれど、システム(ルール)がむき出しのままだと直...
【今回は見送ったアイデア】実はもうひとつ、手番ごとに山札からドローするメカニクスを持ったトリテというのもやってみたかったのでした。素案で考えていた『中の人カード』とあわせて『着ぐるみカード』を使用するというメカニクスを実現するためには複数枚数のカードを同時に出す場合がある。ということは時々に手札の枚数は一定ではなくなり、枚数をラウンド単位で揃えるには、山札からドローするのが順当だろう、というわけで...
【システムで表現したかったこと】タイトルから発想ということで、当初考えてたのは、『着ぐるみカード』と『中の人カード』を組み合わせて勝ち負けを決めるというものでした。ただ、これだけではまだメカニクスにすらなっていません。ましてやゲームとしてなにを表現したいのか、なにを楽しむゲームなのか、までは描けていません。当初のアイデアでは、他の人からはみえない「中の人」とみえている「着ぐるみ」という点から、正体...
第2回作品「中の人なんかいない!」を発表させていただきましたが、今回も、つくるにあたっての製作裏話などをつづっていきたいと思います。【きっかけ】環境が変わるとさまざまな着想があるもので、例えば「旅に出る」などはその最たるものでしょう。芸術文化の世界ではスカラシップで海外留学なんていう話をよくききます。あれって、海外留学先がそのジャンルで抜きん出ているから(というのも理由のひとつですが)というよりも...