のっぴきならない状況での“のるか、そるか”のギャンブルを楽しむゲームは楽しいですよね。システムもシンプルなものが多く、成功しても失敗してもワーッと盛り上がる、初心者からディープなゲーマーまで誰でも楽しめるところが実によいです。
そんなチキンレースゲームですが、課題があるとするなら、この手のゲーム特有の『ヒリヒリするような追い詰められ感』をフィーチャーしたシステムであるという構造上、息を抜く余裕がない。いや、息を抜いたときは自滅したときである、といっても過言ではない。
そんなギスギス感ばかりではさすがにきついところはあるのではないでしょうか? どこかにガス抜きする部分が必要なのではないでしょうか? 何事にも遊びは必要である、と。それがないばかりにチキンレースゲームを食わず嫌いになる人もいるかもしれませんよね? ですよね!?
ということは。
チキンレースゲームになんらかの潤いを加えるのは、ある意味必然ではないでしょうか。
潤い。
それはどこかほっこりする気持ちのありようです。
ということで、今回は“郷愁”、“子ども時代の想い出”という潤いを、ゲームに閉じ込めてみようではないですか。
さて、子ども時代の想い出といえばやはり下校ではないでしょうか。
友達とはしゃぎながら帰る道すがら。はたまた、夕陽を背にひとり帰る道すがら。楽しかった一日のおわりです。誰もが心の奥にしまっている甘くせつない想い出がそこにつまっています。
で。帰り道に起こりうるチキンレース的な事柄とは、なんでしょうか。
そう、トイレです。住宅街であっても、田園地帯であっても、子どもの帰り道にトイレなんかないのです。もしあったとしても、それは公園やコンビニ。多感な小学生のこと、そんな公衆のトイレを使うなんてよほどの覚悟がないとできっこないのです。ましてや、野でなんか選択肢としてありえない。
はたして家まで『もつ』のか?
それとも公園のトイレで覚悟を決めるのか?
故障中だったり、誰かが使っていたり、ヤラナイカだったり、いろいろとアクシデントが起こりうる。
ダメなら次のトイレを目指せばいいじゃない? いやいや、それが素人の浅はかさ。一度「ココデスル」と思った時点で身も心もそのモードに入ってしまうのです。我慢メーターはギュゥ〜ンと減ってしまっているのです。減ってしまうのです! 大事なことなので2度いいました。人生最大のピンチなので2度いいました!
誰しも経験があるでしょ?!
あるってばあるでしょ?!
はたして君はこの危機的状況に耐え切ることができるのか? あるいは無事にコトを済ませることができるのか? それとも我慢しきれず、惨劇に。。。おおっ!!
そんな子ども時代の甘くせつない記憶を呼び起こすチキンレースゲーム。
題して
「ウン■と黄金」。。。。いや。。。。さすがにモロに書くのは気が引けました。
そういう部分もチキンなのか、自分。。。
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