久々の友人ゲーム会。今回のテーマは、ゲームマーケットで(友人が)満を持して買い込んだ話題の超弩級重ゲー「エクリプス」を遊ぶ。でした。
「エクリプス」
良くも悪くもアメゲーというか。煎じつめるとプレイヤー間の宇宙艦隊戦争のゲームなのだけれど、しかしその開戦の幕が落とされるのは終盤もギリギリ。そこまでは未開空域を探索し、先住宇宙人と戦って国力や戦争勘を養っていくというゲーム。自分としてはこの探索自体がけっこう面白くて、もっとそこにフォーカスしてもいいんじゃないかなぁ、と思ったりもしましたが、そこらへんがアメゲなんだろうなぁ。
序盤で手に入れた超強力な+6攻撃力と+11エネルギーの力で無敵艦隊となった自軍が最後まで優位性を保ったままゲームが進み、最終ラウンドについに訪れた戦争でも相手国のダイス運のなさに助けられての大勝利。
「当たらなければどうということもない」のですよ。
「戦争は数だよ、アニキ」なのですよ。へっへっへ。
これは、面白い。でも4人で6時間はさすがに長すぎ。中だるみはしなかったけれど、でもお腹いっぱいでした。自分は長時間ゲームはそんなに好きではないせいもあるので、そうそう繰り返して遊ぼうという気にはならないかな。
「トランプトリックゲーム」
トリックテイキングの近年の傑作ということですが、はじめてプレイしてみての感想としては、勝ち筋の見通しがよくなくて、まだその真価をはっきりと理解できていないです。4ラウンドの流れを読んで手札のコントロールが必要なゲームだということは判るのですが、うーん、勝ちかたがイメージできないなぁ。
ユニークな点としては、トリック取得が3トリックまで。というところが、手札の悪さをカバーするためのリカバリーメカニクスとなっている(もちろん一義的にはプレイヤー全員が手札枚数を揃えるためですが)ところだと感じましたが、断言できるほど判ってません。
あと最終ラウンドで点数計算方法を変えるのも明確な理由があるはずなのですがこれも判りません。
ともあれ、これは何回かやってみないとみえてこないゲームなのだ、と思いました。
「アルケミスト」
とにかくこの日はエクリプスで頭がヘロヘロだったせいでミスプレイをしてしまいました。しかもそれを誰も最後まで気づかないという体たらく。
それはそれとして、不思議なゲームでした。勝ち筋が見えないという評判(らしいですが)よりも、自分はむしろ、ワンアイデア、ワンシステムのゲームなのに、最後までダレないってのがすごいなぁと思いました。おそらく、ダレを感じる手前あたりでゲームが終了するように調整しているのだろうと思います。
ゲームシステムを考える上で、複雑化させるのではなく、軽い方向へ振っていくのは個人的には好きな方向性なので、これはいいなぁ。と思いました。
実は、自作ゲームのテストもしてもらったのですが、これがまあボッコボコでしてね。初おろしってなかなか難しいですね。
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最初の3ラウンドで動物の足跡を集める(追っかける)。
最後のラウンドで獲物を狩る、というもの。英題の「ゲーム」は「獲物」の意味も。
取ったトリックがそのまま次のラウンドの手札、というのが変わっていて好きですねえ。