<このレポートは語学もおぼつかないトーシロがドイツでアタフタした勘違いだらけでしかもタイミングを逸した記録の第2章です>
第7会場の有象無象のひとつ、小箱ゲーム好きにして飛行機好きな自分としては、これは買うしかないでしょうな「AIR KING」《Brain Games》。けっこうギリギリまで買う気満々だったのですが、逡巡して行きつ戻りつしているうちに、アートワーク的にもう少しがんばって欲しかったかなぁ。という気持ちが膨らんできてしまい結局見送ってしました。でも今はやっぱり買っておけばよかったかなぁと、後悔しています。
「Das Prestel Kunstspiel」《Prestel Verlag》。アート作品をテーマにしたゲームで、それだけで加点要素強し。です。パッケージの「真珠の耳飾りの少女」もつい先だって見たばっかりだったし。
見た目から推測するに、すごろく的要素とトリビア的要素の強いゲームなのでしょうか。なんか商談中っぽかったので遠慮してしまったのだけれど、もう少しつっこんで訊いてみてもよかったかしら。
あと、この後に行ったエッセンのフォルクヴァンク美術館のスーベニールショップで、普通に置いてあって「まあそうだよなぁ」とヘンに納得してしまいました。
「DRUM ROLL」でお馴染みの《Artipia Games》の新作「BRIEFCASE」。ビジネス社会を舞台にしたゲームで、スーツ男子のパッケージがカッコよすぎ。買う気かというとさすがにビミョーだったのですが、しかし遊んでみたいですよね、これ。
「_BLANK」。第7会場でテストプレイですごく盛り上がっていました。テキストオンリーのシックなデザインのカードですが、コミュニケーションパーティゲームのようです。
そして後日、ギークで調べてみると何やら不穏な書き込みが。うむむ。ノーコメント。
今回、エッセンで目立ったのは、まちづくり系のゲームでした。自分が買った「Card city」もそうですし、「SUNRISE CITY」や「Suburbia」もこの系統でしょうか(これは欲しかった)。異世界モチーフですが、ゲーム的には「UCHRONIA」も同様でしょうか。自分好みのフレーバーなので、どれも一度はやってみたいところです。
昨年は、TGIWやテンデイズTVなどの情報を中心にしつつ、でもかなりまっさらに近い状態で訪れ観てまわったこともあり、なにより初体験のドキドキ感で、ひとつひとつのブースに対する集中力がハンパない感じでゲームをチェックしていたように思います。
ですが、今年は昨年からの課題のひとつだった「購入!」することを念頭に計画を立てており、つまり事前に準備した場内レイアウトマップにギークの情報をガッツリと書きこみ、どこでなにをどうみるかというイメージトレーニングをしてしまっていたせいで、逆に「あ、こんなゲームがあったのか」という驚きよりも、「なるほど、こういうゲームだったのか」という確認的な要素が強くなってしまったようです。
それはそれで目的達成のひとつの方法として楽しかったのですが、でも、新鮮な驚きと出会い、という点ではちょっと残念だったのかなぁ、とも思いました。
(続く)
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