<このレポートは語学もおぼつかないトーシロがドイツでアタフタした勘違いだらけでしかもタイミングを逸した記録の第2章です>
今回はけっこうな弾丸旅行だったので(トータルで4泊しかしてない。でも自分的にはけっこうフツーですけれど)、エッセン3泊のほとんどはシュピール三昧でした。まあそれが目的だったからいいのですが、しかしそれ以外に何も観も遊びもしなかったのか? というとそんなことはなくて、ですね。
エッセンというまちは基本的に観光都市ではないので、そんなにネタがあるわけではない。
一番の見どころである世界遺産のツォルフェライン炭坑産業遺産群は昨年がっつり観たし、ケルンまではちと遠い。そもそもシュピール堪能後のエクスカーションってことは、つまり夕方以降に何をするか? っちゅー話ですからね。
と、まわりくどく書いてしまいましたが、ヨーロッパの夜といえば(いや、日本だってそうなんですよ、本当は)美術や劇場ですよ。
てことで、観光案内所で情報収集に努めまして、2日目はオペラを観ました。小規模編成ながら、まあまあ面白かったかな。
3日目は夕方からフォルクヴァンク美術館でじっくりゆっくり近現代美術を堪能しました。実は夜も音楽系、できればオーケストラの演目があったら行こうと思っていたのですが、その日はパイプオルガンのソロ演奏という事で、悩んだのですがちょっと気分じゃないなぁと思い、やめました。
それにしても、夜のエクスカーションに関してはやっぱりドイツは弱いのかなぁ。観光都市ではないエッセンはまあ仕方がないとして(でも毎晩コンサートはやっているのですよ)、昨年のデュッセルドルフも夜は残念賞だったし、オーストリアに近いミュンヘンあたりだとまた文化が異なっていそうですが。
本当は割り切って旅の最後はパリなりウィーンなりに移動して、そっちでがっつり芸術道楽したほうがいいのかもしれませんね。
帰りはフランクフルトからのフライトだったので、交通トラブル回避のためにフランクフルトに1泊しました。
いや、本当は、どうせならドイツらしい観光もしようじゃないのよ、リューデスハイム1泊で古い街並みや古城を堪能しようじゃないのよ、と計画を練ってみたのですが、移動に思いの外時間がかかりそうなことが判り断念したってのが真相なのですが。
でも、早めの列車でフランクフルトに到着したので、りんご酒飲みながら昼食を愉しみ、その後はマインツまで足を伸ばしました。結果的にはマインツ大正解。
立ち寄ったのは2度目なのですが、適度に落ち着いていて適度に繁華街なまちで、特に大聖堂を中心に広がる広場が市場になっていて活気があってよかった。また古い街並みしっかり残っていて、観光欲を十二分に満たしてくれました。マインツ、お薦めです。
あ、もちろん、フランクフルトでも博物館や美術館をこれでもというくらいにめぐりまして、こちらも面白かったです。それにしても美術館であんなに時間をとられるとは思わなかったなぁ。
一応、マインツでもフランクフルトでもおもちゃ屋やデパートがあったら、ゲーム売り場に行って、どんなんあるかなぁ、なんてチェックはしていたのですが、品揃えのすごさについては、あらためて話さなくてもいいですよね。ま、あえていうなら「カルカソンヌキッズ」買っとけばよかった、かなぁ。いや、あの箱絵をあらためて見るにすごくいい雰囲気だったもんで。
(次がラストです)
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