今回も拙宅誘致開催となった定例ゲーム大会です。今回のテーマ(一応、毎回それなりのテーマをゆるぅくですが設定しているのですが)は、「2回目を遊ぶ」です。いつもプレイ数より購入数が上回っていることが多く、せっかくのゲームが1回プレイしただけで棚から出されないという状況を改善しようという主旨なのですが。その結果は。
「スモールワールド」
日本語版が出てすぐに手に入れプレイしかなり面白かったもののその後、なかなか遊ぶ機会に恵まれなかったスモワ。今回5人で遊んでみたのですが、やはり面白い。超ベタなファンタジーキャラを操作する楽しさ、繁栄と衰退を容赦なく行う楽しさ、そしてなんといっても特殊効果と種族の奇跡的な組み合わせによる超おバカなキャラ設定。そこそこに戦略的でそこそこに大雑把なテイストが実に楽しいゲームです。
結果は、えーと、誰が勝ったんだっけ? 勝ちをめざしてのプレイではありますが、ゲームが終わってみれば誰が勝ったのかより、自分の種族もよくがんばったなぁとプレイそのものの充足感が強いゲームですね。
「ムガル」
テーマ早くも挫折(苦笑)の初プレイゲーム。株の売買権利を決定し、かつ持ち株を売り抜けるというちょっと変わったルールの競りゲームで、はじめはルールが飲みこめない面もあったのですが、3、4順も競りを繰り返すと全員ルールも把握し、シビアな駆け引きが展開されます。
自分は序盤戦で同色株を集めることができたので、中盤は競りに参加せずチップをひたすらためる作戦に出ました(かつ、後手番がチップを持っていないことが判っていたのでチップをまわさせないという妨害作戦も兼ねるという悪党な手でもありました)。結果、最後の最後で自分の持ち株全部を高得点で売り抜き、見事逆転勝利。
競りゲーはそれほど得意じゃないのですが、こと株の操作が絡むと何故か強くなるんですよね。アクワイヤで鍛えたせいかしらん。
ともあれ、お手軽なインタフェイスで駆け引きもアツい面白いゲームでした。
「七不思議」
ビッグタイトルなのになぜか今回が2回目(少なくとも自分は)。
やはり面白い。さくっとゲームが進む感覚はやはり特筆すべき点です。今回、自分が引いたのがロードスだったせいで畢竟軍事大国になってしまいました。別に望んでなったわけではないのに、非難ごうごうです。一人軍備し出すと隣国にどんどん波及していくのはどうかと思っているんですがねぇ。
勝敗は緑をガッツリ集めて高得点を集めたプレイヤの勝利でした。次回はもっと穏やかな国を扱いたいです。
「セレンゲティ」
これも2度目のプレイ。そして意図せずシャハトの競りゲー2連発。ひさしぶりだったのでチップ配分ルールを忘れており、途中で仕切り直ししてしまいました(ゴメンナサイ)。
3枚競りに力が入りすぎて、終盤同色を揃えるために絶対獲得すべき1枚競りをみすみす逃してしまい失着してしまいました。
それにしても後半に行くにつれて大雑把な競りになっていくのがなんとも面白いゲームです。絵もテーマも自分好みなんですよねぇ。
「クーハンデルマスター」
本日2つ目の初ゲーム。そしてまた競りゲーかよっ(笑)。
結論からいうと、不評でしたねぇ。競りが競りだけで完結せず、その後のタイマン勝負の危険性を常にはらんでいる緊張感。賭に使用できる見せ金に釣銭の概念がなく仕掛けようにも仕掛けられない焦燥感。などなど、ヒリヒリする状態が最初から最後まで続きギスギスしたプレイ感がツライっす。あと、後半逆転できる可能性がまったくなくなると単なる真っ白プレイになってしまうこともどうでしょう(今回の自分がまさにそれ。まあそれもゲームのうちなんですが)。
カードデザインがリアルでコミカルでキモカワ系のイラストで自分好みなのですがねぇ。
以上、5ゲームで打ち止め。今回も遊んでいただいた方々に感謝。
なお、今回はテストプレイはナシでした。が、絵が古臭いだのなんだのとダメだしだけはされてしまい、凹むじゃあないか。
いや、ま、そのとおりなんですけどね。はい、精進します。
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スモワで勝ったのは俺。錬金術ジャイアントの山おろしが炸裂したのとラットマンの人海戦術の勝利。
七不思議で勝ったのはあなたの隣。科学技術攻めは他で点が取れてなくて2位です。七不思議はプレイの結果が残るのもいいところです。