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ゲームマーケット2011秋に行って思ったこと(会場編)

今年エッセンシュピールに行った理由のひとつに見本市の本場での様子を確認したいという目論見がありました。所感としては、(あくまでも外見からだけの感覚ですが)ドイツだから違う。ということは特になく、ビッグサイトや幕張と大きな差はないように思った次第です。

おそらくその違いは単体でのそれではなくインフラ面にあるのではないか、と思うのですが、そちらについてはまだ調査研究中なのでまとまったら別の場所で。

ということをふまえて(?)今回、ゲームマーケットに行ってあらためて感じたのは「会場が狭いなぁ」ということです。単に狭いだけじゃなくて、天井も低いのが非常に気になりました。

あの場所は見本市などの、人が回遊するタイプのイベントではなく、会議や商談といった来場者は基本、座っていることを前提としている会場ではないでしょうか。

自分が即売会以上のものを過大に求めているだけなのかもしれないのですが、「見本市」であり「おまつり」であるという非日常空間となって欲しい。参加者に楽しかった気分を持ち帰ってもらえる場所になって欲しい。そう思います。

(ハードウェア的には、移動動線が確保できる広さであるとか、一定程度の天井高であるとか、できれば同一フロアで上下移動はないこととか、休憩空間があることとか、でしょうか。これって過度な願いかなぁ)

現在のゲームマーケットの規模の見本市のための会場が実は少ないのだ、ということもあるのかもしれません。例えばビッグサイトや幕張はあきらかに広すぎる。逆に小規模になると床面積がどうしても足りないようです。

もちろん、それに比して経費も発生してしますわけですが、自分としては入場料はもう少し高くてもいいから、よりふさわしい会場で開催できるほうがいいかなぁ、と思っています。

(WEBで提示されている会場使用料だけの比較ですが、実際、台東館はかなりリーズナブルな施設のようです。単純に単位時間あたり床面積あたりの使用料でみると実はビッグサイト等の大規模ホールは“お安い”けれど、キャパのオーバースペックがね。というわけで、そこのところ上手くできてやがんなぁ、と思いました)

ま、ヘンに商業主義に走られてしまうとイヤですし、逆にアマチュアリズムであるべきという考えもどうかと思うわけで、一足飛びに規模を広げてもしょうがないですし、結局のところ需要と供給次第なのでしょう。

コミケと比較するのもアレですが、コミケが現在のかたちになるまでは、川崎や晴海といった紆余曲折と歴史の積み重ねがあってのこと。
ゲームに関するイベントについても、そうやっていろいろ回を重ねて変化していく中で、あるべきかたちがみえてくるのでしょう。
さしあたっては、3月の大阪の様子が、その次のかたちの試金石になる。のかもしれません。

(てことは、大阪には行かないとダメっちゅーことですね。仕方ないなぁ(にやり)。
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