年の瀬も押し迫った12月29日。コミケに行ってきました。コミケは本当に久しぶりです。思えばもう10年以上も前のことになるでしょうか(そのときはコピーの同人誌(活字系)でサークル参加でした)。今回は非電源系ゲームのサークルをみようという目的だったわけですが、当時はそういうジャンルはなかった(?)し、自分の興味の対象も違っていたので、とても新鮮でした。
感想は「あれ、こんなにはやく撤収しちゃうんだ」。自分が会場についたのは13時頃だったのですが、すでにいくつかのブースは空になっていて(あるいはもともと“オチて”いただけなのかもしれませんが)、当日の他のジャンルはそれなりにワーキャーしていたのに比べて、ジャンルの傾向ってあるもんだなぁ、と思いました。
ブースに出ているものもみるとゲームそのものよりも冊子系が多いかな。まあコミケだからねぇ。そいういうゲームマーケットとの違いというはやっぱり感じましたし。コミケにはコミケのカラーがあるというところでしょう。
(といいつつ、長机2分の1のスペースでで試遊する強者サークルもあって、おぉ、がんばるなぁ、と)
そんなわけで、主目的はさくっと見終わってしまったので、そのあとは企業ブースをひやかして、人の多さに圧倒されたりして、帰ってきました。
今年の自分のテーマのひとつに「メッセのありかたについて」というのがあって、コミケに行ってみようと思ったのは、そういう視点での確認の意味もあったのです。
コミケはやはりサブカルチャーにおける日本の(あるいは世界のといってもいい)一大代見本市といっていいでしょう。しかし同人誌即売という成り立ちから、見本市であると同時に、というよりも根幹にある共通意識として「ファン同士のおまつり」であることがアイデンティティとして存在している。だからショーケース的な集積は需要供給ともにWIN×2ではありますが、それはやはり付随的要素なのだと、あらためて思いました。
というわけで、コミケというシステムは、見本市としてのモデルケースとして考察するにはちょっと特異なのかもしれないです。というわけで来年は、また別の見本市にいってみよう(多分、幕張に。遠いなぁ。。。)と思っている次第です。
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