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ボードゲームの賞について考えてみた(結論なし)

ここ最近、ボードゲームの賞に関する話題が活発になっているようです。年が明けての昨年の総決算といったところでしょう。

さて、そんな賞レースですが(あ、ここからは一般的な賞についての話です)、受賞作については話題になりますが賞そのものはどんなものなのか、ということについてはあまり話題にはならないような気がします。実際、自分も賞をとった作品をあとからフォローすることもあるので(このミスとか)、賞の結果についてはそれなりに確認するのですが、では○○賞とはどんなものなのか。けっこう知らない、覚えていないなぁ、と。で、あたためてみてみた次第です。

けっこう偏ったセレクトかもしれませんが、本気の分析考察をするつもりは今回はないので、サブカル的エンタテインメント的な近しいジャンルを恣意的にピックアップしています。あと、ソースは主にウィキペディアからですね。

星雲賞

対象
前年度中に発表もしくは完結したSF作品。部門ごとに別れる。
選考者
日本SFファングループ連合会議事務局が各ファングループから提出のあった候補作および各種情報から参考候補作を選定。日本SF大会の参加者によって投票。連合会議で実施するのは投票の助けとするための参考候補作の選定でノミネートではない。参考候補作以外でも規約上受賞資格のある作品であれば投票可能。

日本SF大賞
対象
日本人によるSFの商業作品について、メディアや芸術のジャンルにかかわらず対象。
選考者
日本SF作家クラブの会員に書面アンケートを実施。日本SF作家クラブの総会で選ばれた選考委員がアンケート結果を基に候補作を決定し、改めて開催された選考委員会で受賞作を決定。

マンガ大賞
対象
前年の1月1日~12月31日に単行本が出版された最大巻数8巻までの漫画作品を対象。
選考者
第一次選考:各選考員が推薦する最大5作品を選考。投票数の多かった上位10作品をノミネート作品とする。
第二次選考:ノミネート作品の中から各選考員が上位3作品を選考。順位ポイント制により決定。
※ 選考に漫画家、編集関係者、ブックデザイナー等は参加しない。

日本ゲーム大賞
  • 年間作品部門(GAME AWARDS)
    対象
    対象期間内に日本国内で発売された家庭用ゲーム機、パソコン等、全てのコンピュータエンターテインメント作品を選考対象。
    選考者
    CESA GAME AWARDS選考委員会による審査、および一般投票の結果や販売本数を踏まえて選考。

  • ゲームデザイナーズ大賞(GAME DESIGNERS)
    対象
    対象期間内に日本国内で発売された家庭用ゲーム機、パソコン等、全てのコンピュータエンターテインメント作品を選考対象。
    選考者
    11人のゲームデザイナーがゲーム製作者の視点から独創性、斬新性を重視し審査。

  • フューチャー部門(GAME AWARDS FUTURE)
    対象
    対象期間内に開催された東京ゲームショウにおいて発表、出展・展示された未発売作品を選考対象。
    選考者
    東京ゲームショウ内で実施される一般投票において評価が高かった作品に授与。

  • アマチュア部門(GAME AWARDS AMATEUR)
    対象
    日本国内在住のアマチュア法人・団体・個人が制作した製品化されていない応募作品。
    選考者
    選考委員会。

文化庁メディア芸術祭
対象
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で世界中から作品募集。
選考者
部門ごとの審査委員



賞の選考システムを中心にみてみたのですが、けっこういろいろありますね。

ちなみに、冒頭に書いた「このミス」も含めて文学やマンガなどは本当にいろいろな賞があるのですが、新人発掘のための賞とそのときのもっとも表彰したい作品への賞という二種類があって、しかし概ね出版社主導の賞的な位置づけでちょっと毛色は違うように思ったので、上記リストからは外しています。

あとは映画については、もっともビッグなタイトルは日本アカデミー賞とかキネ旬賞とかですけれど、映画の場合、対象がチームによる作品という要素が強く、作家性に対するそれとはいささか趣が違うかなと思いこれも外してみました。

あ、あとアート関係については、これもマンガのように個々の企業やグループが設置している賞が中心で、その分野での総括的な賞というものはあまりないという認識です。

「○○賞」といった場合、おそらく気持ち的にはノーベル賞とか直木賞とか、その分野の門外漢がきいてもある程度納得してしまう存在というもの、というのが念頭にあって上述のリストは、だいたいそんなイメージのものを拾ってみたつもりです(星雲賞やメディア芸術祭のことを門外漢がどう感じるのかという考えどころはありますが、そこは勢いで)。


で。ここからボードゲームに話は戻るのですが。

この分野では正直なところ、そういう賞はないのかなぁ、というのが自分の現在の感想です。もちろん、ファン投票による拍手はその主催の大小問わずさまざまに行われていますが。そういう意味合いでは現在は、星雲賞的な賞がさかんな分野なんですよ、ということなのでしょう。

ボードゲーム分野との相似比較として考えるのは、日本ゲーム大賞あたりでしょうか。自分としては(システムとグラフィック両方の視点からの)“デザイン”という観点で、メディア芸術祭に食い込んでいくのが実は近しい位置にあるのかなぁと思うのですが、それは単に自分がアート好きだからなのかもしれません。

上記の賞一覧をみると、選考においては選考委員によるものが多く、つまりは賞を設置するにあたっては(もっというと賞金等の物理的なインセンティブが発生する賞の場合、受賞のアカウンタビリティが必要だから)有識者等の存在が必要となっているのだと思います。逆にいえば、そんなものにしばられないからこそのファン投票でもあるのですが。

いずれにせよ、どの賞も成立の経緯はさまざまで、だからボードゲーム分野に単純に準用するしないという話でもないでしょう。
そもそも日本のボードゲームは歴史が浅い(というと語弊がありますけれどね。自分だってプレイ歴は30年以上だしさ)というか、すそ野の広がりがまだこれからというか、つまりは、これからの歴史を刻んでいく中で、いろいろな賞が生まれたり消えたりしていくのでしょう。


もうひとつ、それぞれの賞をみてわかるとおり、だいたいの賞は商業作品を対象としています。まあ、そりゃそうなるだろうなぁ、と思いつつ、しかし、分野においてはそれだけで括るのはどうなのだろうという感触ももちろんあります。
昨年ちょっと話題となった商業作品と同人作品の違いについてです。これはこれだけでけっこう重要なテーマなので本項ではさらっと流しますが、趣味なのか意欲なのか、はたまた、といったいろいろな切り口での考え方があり、結局第三者の判断もさることながら、製作者側の意識に負うところも多くなかなかに難しい。実際、世界に目を向ければ意外と同人的メーカーががんばってたりするんでしょう? あまり詳しくないのですが。

ここらへんの課題は、アーティストやデジタルゲーム作家のプロアマの問題との比較で検討してみたいです。

(実は、同人誌の賞ってあるのかなぁ。と調べてみたのですが、まあ、ないわな)


以上、商業と同人、あるいはメジャーとインディペンデントという、振れ幅の大きい、ボードゲームというジャンルにおいて、どのような賞のシステムがありうるのか。また必要なのか、ということについては今後も折にふれて考えてみたいなぁ、と思います。

(※ もっとも、出す出す詐欺状態な自分としては自分のことは棚に上げて、どうこういうのはどうなのよ、という引け目はあるんですけれどねぇ)

(※ 賞レース自身をゲームのテーマにしたらどうか、なんて考えてしまうのもまた業のひとつですかねぇ)
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